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柏レイソル スタメン平均年齢 最年少記録について

2022年4月13日のルヴァンカップ鳥栖戦の平均年齢が21.38歳とのことで、これはレイソル史上でもかなりの若手スタメンなのでは?と思い調べてみました。

◎調べ方

この手のデータがまとまっているサイトはあまり多くありません。Jリーグ公式サイトには全試合の公式記録が残っていますが、横断的に調べるようなDBの構造に(外野から見る限り)なっていません。また、レイソル公式サイトは2007年以前の試合の詳細記録は載っていません。ということで他のサイトからアプローチしなくてはなりません。

いくつか調べものに適したサイトはあるのですが、今回は、Transfemarktさんに各チームごとの平均年齢ページがあることを発見しまして、そこで当たりをつけてJリーグの公式記録に立ち戻り、エクセルで平均年齢を調べなおすという地味この上ない作業をしております。

J公式記録に戻る理由ですが、Transfemarktさんの平均年齢の計算方法は、生まれてからの日数を11人分足し、その総和を割ることで平均年齢を計算しているようです。それに対し、J公式記録の平均年齢は、その日迎えた選手の年齢総和を、スタメンなら11で、ベンチ入りなら18で割って計算しています(四捨五入されています)。そのため、Transfemarktの平均年齢とJ公式の平均年齢では微妙にズレが生じています。

また、Transfemarktさんですが、古いデータ(2005年より前)には、天皇杯のメンバー記録がないため一旦除外扱いとしています。もしかしたら90年代後半の天皇杯でもっと若い記録があるかもしれません。2002年より前であればレイソル10年史に記録データがあるので計算しようとすればできるのですが、ちょっと大変なので……ごめんなさい。

◎柏レイソル スタメン平均年齢が若い試合

2022年4月13日 ルヴァンカップC組 鳥栖戦
スタメン平均年齢 21.36歳 (ベンチ入り22.28歳)

 2022年4月13日 ルヴァンカップ 鳥栖戦

おそらく(上記天皇杯の理由から断定はしにくいのですが)、レイソル史上最年少スタメンの試合です。ネルシーニョ監督がアキレス腱断裂で不在の中、井原代行監督のもと、公式戦で9試合勝利できていなかった苦手鳥栖を相手に快勝した試合です。アカデミー出身者が11人メンバー入りし、日体柏卒の土屋君の公式戦デビュー戦です。

参考ですが、一時期J3に参加していたアンダーカテゴリーチーム(FC東京、G大阪、C大阪)を除くと、柏の21.38歳より若いスタメン記録のチームは残念ながらいくつかありまして、最年少は2000年4月30日 J2 湘南vs甲府で湘南が記録した20.73歳かと。フジタが撤退した後の湘南さんは若手起用をしていて99年~00年にかけて相当若いチームになっていました。湘南さん以外だと2007年に愛媛FCがJ2水戸戦で21.00歳。2015年大榎さん時代の清水がナビスコ名古屋戦で21.27歳、小野さん時代の広島が2004年ナビスコカップマリノス戦で21.27歳の記録がありました。

1999年4月14日 ナビスコカップ 新潟戦
スタメン平均年齢 22.09歳 (ベンチ入り22.31歳)

1999年4月14日 ナビスコカップ 新潟戦

1999年にJリーグ加盟したアルビレックス新潟。柏ホームでの最初の対戦となったのがこの試合。残念ながら自分がまだレイソルの試合を見る前の出来事。中盤から前線を日本人の若手で固めていたようです。キタジさん20歳+玉田さん19歳+大野さん20歳と。「サカつくの転生かよ」と今でも涎が出るくらいのワクワクを感じるメンバー。半年後、ナビスコカップでレイソルに初タイトルをもたらした試合でもほぼこのメンバーでした。

2004年7月24日 ナビスコカップ FC東京戦
スタメン平均年齢 22.27歳 (ベンチ入り23.31歳)

2004年 ナビスコカップ FC東京戦

俗にいう暗黒時代(厳密には2002年秋~3年夏、2004年~2005年と2度な気がします。2003年秋はアウレリオ体制でやや持ち直していましたね…)。7月2日に池谷監督を解任し招聘した早野さん。早野レイソル2試合目がこの試合。アカデミー出身者と高体連経由の若手の融合に期待していた時代です。前年2003年FIFA U-20ワールドユース(今のU-20W杯)に近藤、永田、谷澤、宇野沢の4人を送り出し、もう少し育てば凄いことになる…と思っていたのですが、2005年の降格で夢幻となってしまいました。

2015年5月6日 ACL グループステージ ビンズオン戦
スタメン平均年齢 22.55歳 (ベンチ入り23.61歳)

2015.05.06 ACL ビンズオン戦

アカデミーとTOPの融合を公言した吉田達磨さん就任1年目のACLビンズオン戦です。グループステージ突破を決めたこともあり、過密日程を避けるために控えメンバーで臨んだ試合です。平均年齢22.55歳と若い上に、ベンチ入り18人中アカデミー出身者が13人。2種登録の浮田くんもベンチ入りしています。アカデミー出身者が18人中13人というのはレイソル記録ですね。現在でもこの試合だけかと。「この年代が育ったらレイソルは強くなるに違いない」と思っていたのが記憶に新しい。

2016年9月25日 J1 甲府戦
スタメン平均年齢 22.64歳 (ベンチ入り24.94歳)

2016.09.25 J1 甲府戦

期待の大きかった吉田達磨体制が1年で頓挫した翌2016年。変な人1人挟んで…同じくU-18を長年指揮していた下平さんを監督に据えた秋のホーム甲府戦です。平均年齢の記録ですが、どのチームでも比較的春先の試合の方が若くなることが多いです。これは①カップ戦のグループステージが春に組まれている。②スポーツ選手にとっては早生まれがハンデということが理由でしょうか。そんな中9月のリーグ戦甲府戦で記録した22.64歳というのは異例かと。しかも、若手を起用することが多いルヴァン(ナビスコ)や天皇杯ではなくJ1リーグ戦での記録です。レイソルのJ1最年少スタメン記録はこの試合になります。アカデミー出身者は11人。さらに言えば、後々日本代表に名を連ねた選手は中村航輔、中谷、中山、山中、伊東純也と5人も。「この世代が育ったら強くなるに違いない」この時もそう思いました。

2003年7月16日 ナビスコカップ 横浜Fマリノス戦
スタメン平均年齢 22.73歳 (ベンチ入り22.63歳)

2003.07.16 ナビスコカップ 横浜Fマリノス戦

先ほど書いた暗黒時代の一休み期がこの2003年。この年マルコ・アウレリオ監督は徹底して若手を起用し、リーグ戦1stステージは9位、2ndステージは11位で終えます。自分がホームゲームに毎試合のように行き始めたのが2002年W杯以降ですので、懐かしいです。大谷キャプテンのプロ1年目がこの2003年です。翌2004年のイヤーブックには若手5人衆(近藤、永田、宇野沢、谷澤、矢野)の特集が組まれていました。よく考えれば大谷さんいなかったな。

2004年4月17日 J1 神戸戦
スタメン平均年齢 22.82歳 (ベンチ入り23.38歳)

2004.04.17 J1 神戸戦

早野監督の前任池谷監督時代の試合です。南さんにしろ明神さん、玉田さん、清水健太さん、谷澤さん、矢野さんとレイソルでプロ生活を始めた選手は、30後半を過ぎ40代まで現役で活躍している選手が多い気がする。何か秘訣があるのでしょうか。

2016年4月30日 J1 神戸戦
スタメン平均年齢 22.91歳 (ベンチ入り25.06歳)

2016.04.30 J1 神戸戦

下平監督就任初期の連勝中の記録です。前任のメンデス監督がコンバートした名残で伊東くんを右SBで起用していました。アカデミー出身者が8人先発。

こうして記録をみてみると、いつの頃だって大谷キャプテンが試合にいる。そして、「この世代が育ったらきっとレイソルは強くなるに違いない。」と思っていたような気が。

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