柏レイソル　歴代期限付き移籍（OUT）

レイソルから期限付き移籍（育成型含む）で他チームへ移籍していった選手をまとめます。

WEBで追えない時代＝1995～2000年までは、柏レイソル10年史の121Pに記載されていた選手のIN/OUTを参考にしています。
2000年～2003年頃は、WEBアーカイブ経由で過去のレイソル公式サイトを漁りました。
2003年以降は公式サイトのリリースが残っているのでそちらを参考にしています。

2000年代前半までに多くあったブラジル短期留学は「期限付き移籍」とリリースのあった菅沼さん以外は載せていません。また、期限付き移籍を延長した場合も新たに1回とカウントしています。第1号の棚田さんから直近の落合陸さんまで期限付き移籍は、96人で158件ということになります。

※目検での抽出なので、カウント漏れ記載漏れがあるかもしれません。

○期限付き移籍（OUT）一覧

150件を超えるので相当長いですが一覧を載せます。ナンバリングにリンクを張ろうと思っていますが150件超えるので途中までしか張れていません。のちのち張っていきます。レンタル先、育成型かどうか、復帰したかどうか、翌年どうなったかを表頭にしています。ソートが掛かるようにしてあります。

○期限付き移籍先で多かったクラブ

レンタルでの移籍先で最も多かったのは
山形で11件。人数ベースだと、清水健太さん、長谷川悠さん、小林亮さん、比嘉厚平さん、林陵平さん、安西海斗さん、宮本駿晃さんの7人。

2番目が福岡と湘南で9件。
福岡は、ベンチーニョさん、長谷川悠さん、大久保哲也さん、阿部嵩さん、中村航輔さん、古賀太陽さん、村田和哉さん、上島拓巳さん、菊池大介さんの9人。
湘南も9件。ただし2年連続など延長で期間が長めになることが多いのも特徴で人数としては、中川寛斗さん、武富孝介さん、權韓眞さん、秋野央樹さん、小林祐介さんの5人。

以下、札幌と愛媛が8件、岐阜と水戸が6件、千葉、川崎、鳥栖、横浜FCが5件となっています。

年度で見ると、2020年が14件、2005年と2012年が11件、2019年が10件。平均すると6件/年　のペースで期限付き移籍が生じています。少なかった年は2000年以前を除くと2015年の2件が最小です。

○柏復帰を果たしたのは

柏復帰を果たしたのは23人。

2001年　森川
2004年　大野
2005年　リカルジーニョ、永井、根引、山下、落合
2006年　菅沼、長谷川悠
2011年　川浪、渡部
2014年　山中、中川、武富
2015年　中村
2016年　大島
2018年　古賀、小林
2020年　松本、上島
2021年　猿田
2023年　山田、鵜木

初めて降格し主力選手の退団が続いた2005年の5人。第1期ネルシーニョが退任して吉田達磨さんの就任が決まっていた2014年の3人が多い年となっています。それ以外は多くて2人です。

トータルの158回を母数とすると23回の復帰で14%ほど。人数ベースだと96人で23人の復帰で23.9%。イメージしていた復帰率とはどうでしょう？違っていましたか？

クラブ別だと福岡、湘南が3回3人ずつ。福岡は3/9で3割の復帰率。湘南は3/5で6割の復帰率。逆に山形さんは0/11。

柏の育成組織出身の選手が増えてきた直近は期限付き移籍をしても戻ってくる傾向が少し増えているような気がします。育成出身以外の選手での復帰は2011シーズンに栃木に期限付きで移籍して出場機会を積んだ渡部博文さんまで遡らないといけませんし、外国籍選手で期限付き移籍になって柏に復帰したのは2005-2006年のリカルジーニョただ1人です。なかなか厳しい世界です。