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2024 明治安田J1リーグ 第5節 vs アルビレックス新潟

2024reysol
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試合情報

2024明治安田J1リーグ 第5節
@デンカビッグスワンスタジアム 20,359人
柏レイソル 1-1 アルビレックス新潟
------1前0------
------0後1------

柏  15’ 木下 康介
新潟 57’ 千葉 和彦

柏 □島村 拓弥
新潟 □高木 善朗

試合前の話

・名古屋戦で負けので連敗はしたくない。
・柏サポーターは1,000人新潟に行っているとのこと。

スタメン

・名古屋戦で負傷交代した高嶺さんは欠場(右膝内側側副靱帯損傷で全治3か月とのこと)
・小屋松さんもメンバー外
・立田さんもメンバー外で、土屋くん木下さんがスタメン。ベンチに戸嶋さんと熊坂くんが入る。
・U-23帰りの細谷くん関根くんは元気にスタメン。新潟の小見くんはベンチスタート。

前半

・がっつり繋ぐ新潟の対策がハマったか。柏は今年スカウティングが機能していると感じられる。第2期ネルシーニョ政権晩年は、あきらかにスカウティングしてないよね…?という試合も多く、対戦相手に事前に想定された通りになすすべなくやられることもしばしばだったので。
・開始早々。ハイプレスでボールを下げさせGK小島さんに蹴らせたところをジエゴさんが回収→細谷くん落とし→白井さん→サヴィオで決定機。コースを狙って力が入ったか大きく逸れてしまう。
・さらに2~3分。中盤で奪ってCKを得るとデザインされたCKから決定機。犬飼さんが触ったか直接だったか。小島さんが好セーブ。直後のCKも直接放り込まない形から細谷くんのミドルシュート。
・新潟さんはサイドを使って前進を試みる。6分の形は最終ラインに秋山さんが落ちて3枚になり千葉さんから対角線のフィードを松田さんの形。柏ジエゴサイドを崩してフィニッシュは逆SBの堀米さん。山田くんがブロックしてくれて助かった。人数を掛けているサイドで交わされて大きく逆サイドに振られてズドンというのは結構柏で良く見る失点パターン。新潟の前半の決定機はこれくらいかな。
・先制は柏。15分これもデザインされた形から。ペナ外の山田くんに合わせ、山田くんのミスヒットがサヴィオさんに戻ってくる。ペナ内に上げると木下さん。セットプレーはショートコーナー使ったりペナ外の選手にあてたりと今年は工夫が見られる。その成果もあって結果が出ているのは良いこと。
・新潟さんは、堀米+千葉+舞行龍と最終ラインを3枚にして藤原さんが内側に入る形で組み立てをしようとする。柏は細谷+木下でボランチへのパスコースを遮断し、縦に入れられても土屋+白井で中央を固めており中央からはほぼやらせていない。結果として最終ライン(特にジエゴの裏)の松田さんを狙う形が多いのですが、真ん中の犬飼さん、左のジエゴさん右の関根くんと対人対空力があるためそう崩されません。出しどころがなくなり攻撃の組立て直しで緩んだところを中盤で奪って追加点を狙う形が何度も見られました。
・30分過ぎに立て続けに決定機。31分細谷くんが左サイド角度のない所からシュート。33分白井さんが混線の中からシュート。34分CKのこぼれを山田くん→ジエゴさんがコースを変えるもことごとく小島さんがセーブ。どれか1つ決まっていたら楽になれたのですが。
・42分、自陣スローインから何でもないクリアを細谷くん木下さんでキープできるとサヴィオさんからジエゴさんで惜しい場面。前の2人で時間を作ってくれるとジエゴさんが攻撃に参加できる。
・前半ATにも中盤で引っかけてカウンター。木下さんポスト→サヴィオさん→細谷くんと渡りシュートも小島さんの正面。柏らしいカウンターの形。

後半

・後半も柏は前からのプレス多め。新潟は最終ラインを3枚化したのに加えて高木さんがボランチの位置まで落ちてボールを引き出しに。3-4-3みたいな形で動かす。
・51分中盤で木下さんが引っかけてサヴィオさん単独カウンターから細谷くん経由して決定機も小島さん。これも決めたかった。
・井原さん動く。木下さんをはやばやと下げて山本くんを投入。ある程度守りつつカウンター狙いとなると速さが欲しかったのかな。新潟が後ろ3枚で組み立てるので追いかけられる山本くんという狙いもあるのかもしれない。木下さんがどこか痛めた訳ではないし運動量もそれほど落ちていなさそうだったので狙いがあっての交代。
・ですが、交代直後のセットプレーから失点。一度は弾くも2回目を放り込まれると大外で千葉さんがフリーでした。ボレーも見事。
・これでガラッと流れが変わり新潟ペースに。新潟さんが高い位置でボールを回せるようになり柏が守勢に。前半に比べると新潟にボール持たれた時の柏最終ラインがやや低い位置になってしまっていたのと、やはり柏攻撃時にターゲットになっていた木下さんがいなくなったことでクリアボールを拾えなくなったのが大きい。
・70分過ぎ疲労が見えてきた山田くん土屋くんに代えて島村くんと熊坂くんを投入。島村くんが右サイドでボールを運べるようになり時間が作れるので柏が攻勢に。77分サヴィオ、80分細谷くんがシュートを放つも小島さん。細谷くんはこの試合シュート5本で0点だったけどシュートの威力が戻ってきた感じがする。


・アディショナルタイム新潟カウンターから決定機も長谷川さんのシュートは大きく枠外。完全に守備がまにあってなかったので助かった。この時間前がかりになっているから一発で裏とられると怖い。
・1-1で引き分け。

試合後

前半に追加点を奪えたら試合運びが楽になったのだけど、あれだけ決められない場面を量産するとこうなるなと。追加点を取り切る力が足りないってことなのだけど、去年の酷い試合を見ていると惜しいところまでいけているようになったのでも大きな違いかと。見てて楽しいもの。

加えて、去年ルヴァンカップグループステージで何もできずに負けたのも新潟ってことを考えると、セットプレーを除けば守備面はしっかり形が整っていたし大崩れはしなさそうな気もする。

比較的メンバーが固定化されてきているので新しいメンバーが入った時に狙いどころやパスなどでズレが生じているのは気になる。

GW近くなり日程が過密になるのでメンバー固定せず試してほしいなと。やはりルヴァンカップが形を変えたのはチームの構築的には痛いんだろうな。

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