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分かっちゃいるけど止められない 2021明治安田生命J1リーグ 第4節 川崎フロンターレvs柏レイソル

2021reysol

2021明治安田生命J1リーグ 第4節
@等々力陸上競技場 4,744人[5,000人上限]
川崎フロンターレ 1-0 柏レイソル
------0前0------
------1後0------

80 家長昭博
□脇坂泰斗

○スタメン
・キムスンギュ、高橋峻希、上島、染谷、三丸、ヒシャ、椎橋、クリス、仲間、江坂、呉屋
・4バック継続もメンバーは少し入れ替え。左利きだから左SBに三丸をというわけではなく、対人に強いチョイス。
・上島君や仲間君の起用もそれが理由。
・守備は4-4-2を引く形。攻撃時は江坂さんがTOP下に入りパスを供給する形。

○気になったこと
・シミッチ経由での真ん中は通させずに対人の強い両翼から攻めさせようという形。
・大雨でピッチコンディションが悪かったこともあり、川崎は繋げにくい分ロングパスが多い。
・ロングパスなら前向いて守備できるとあって、受け口でゴツゴツいきます。こうなるとヒシャ、椎橋、三丸、上島の良さが出る。

・攻撃の方は奪ってからの素早い形が多め。今の柏はこの形しかないのだけど。
・左に三丸さんを起用していることもあって、左SBが駆け上がってそのままクロスの形が見られる。
・クリスはやっぱりぶち抜けない場面が目立つ。
・両チームそれほどチャンスがない前半もやれている感じは柏の方か。
・打開に出たのは王者川崎さん。三笘くん、橘田くん、塚川くんを後半頭から投入。
・50分。代わって投入の三笘くんに持ち込まれる。分かっちゃいるけど止められない。この場面は辛うじてシュートをブロックするも、失点シーンと酷似する形。
・ボールホルダーに集まってしまう点。戻りが遅い選手がいる点。からフリーな形を作られる。家長さんにいとも簡単にフリーな形を作られます。トップスピードでそこに出せる三笘くんも凄いのだけど。
・日曜日のやべスタで中村憲剛さんが、守備ブロックの崩し方として

①ワンタッチのダイレクトプレー
②出して動く「パス&ゴー」の徹底
③味方のスペースと時間を作るタメ

と解説してましたが、どれも今の柏さんは攻撃だとうまくできないし、守備だと苦手にしている気が。

・ファイター型を集めたメンバー構成でポゼッションに全振りとは思いませんが、今のサッカーは、ポゼッションもカウンターもある程度できないと勝てないのも真理かと。
・15-17くらいのクリスティアーノ、17-18くらいの伊東純也、19後半から20のオルンガと近年の柏は一人でできちゃう人に助けられてたのも大きいか。
・そんなことはネルシーニョさんも分かっていると思うのでここからどう仕上げていくかがとても楽しみ。

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