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Jリーグ各クラブのボランティア事情

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  • 2015年9月11日 初回更新
  • 2021年6月23日 リンク切れなど修正してます

レイソルの試合を見に行くと青いジャンパーを羽織ってお仕事をされているボランティアスタッフの方々。入口のサンプリングだったり、チケットチェックだったり。ごみの片付けや入場時の持ち込み検査、エスコートキッズのお世話などでもお手伝いされていらっしゃいます。

そんなボランティアスタッフが足りていないらしい。

レイソル公式サイトのTOPページ最下部にある『ボランティア募集』のバナー。ここからリンクを辿ってみると、レイソルのボランティア部会(正式には、レイソル後援会のボランティア部会)が運用しているページにアクセスできます。

レイソルのサポーターやファンでもあまり見たことがないページかもしれません。このページには、ボランティア部会の会報誌が定期的に更新されています。会報誌『ボランティアEYES』の204号(2015年8月。現在はリンク切れ)にボランティア事情が載っていました。

ちなみにこのHP、かなりお手製のHPですが、ボランティアの1日だったり、ボランティアの募集、イベント参加の様子など思いのほか(失礼!)コンテンツが充実しています。ボランティアをやりたい!という人向けに募集を大々的にしているというよりかは、今ボランティアに携わっている人向けに情報発信をしているページのように見えますね。HTMLのソースを見たところ、Google Analyticsなどアクセス解析系のタグは実装されていなかった。ボランティアを募集するのであれば、閲覧者がどこから来たのかとかどのくらいアクセスがあったのかなどは分かっておいても良い気がするのだけど。

話がそれました。

204号2015年8月号のタイトルは、J1、J2クラブの課題「ボランティア不足」とあります。記事を読んでいくとかなり興味深い。全く知らなかったけど、レイソルのボランティア部会が中心になって今年の7月にJ1、J2クラブに対してボランティア事情のアンケートを実施してて、その結果の概要が記事化されていました。正直知らなかったことばかりで相当興味深い。

画像になっていて少し見にくかったので見やすく表組みにするとこんな感じ。

2015年 J1所属クラブ

2015年 J2所属クラブ

各クラブのボランティア事情をざっくりまとめる。

・ボランティア登録人数
J1の方がJ2クラブよりもボランティアスタッフの登録人数が多い。
└2015年のJ1所属クラブでは、平均201名が登録、J2は平均95名が登録している。
└J1は、200名台登録されているクラブが多く、マリノスやレイソルは少ない部類。
└レイソルは90名ほど登録されている。
└J2は、札幌・大分で登録人数が多く平均を伸ばしている。それ以外のクラブだと80名程度か。
 札幌や大分が多いのはW杯を開催したことも理由にあるのかもしれない。

・ボランティア参加人数
平日と休日では、一般のお客様同様、平日の方がボランティアが集まりにくいようだ。
└レイソルは、平日が26%の参加、休日が42%の参加。
 平日だと僅か23名の参加にとどまってしまっている。
└J2は平日開催自体が少ない。

・募集活動
J1、J2のどのクラブもだいたい募集活動は行っているようだ。

といったところか。
レイソルだと、平日23人、休日38人の方が参加している。パッと思いつくだけでも、指定席の入口でチケットチェックしてる方は1~2名いらっしゃるので、指定席のゲートが9つあるから9名~18名は必要になる。入口のサンプリングや後援会の抽選会の所にも何人かいらっしゃる。スタジアムツアーやエスコートキッズもボランティアの方が手伝ってくれた。イベントがある試合だとイベント対応もしてくれてたりする。思いつくレベルで考えてみても結構色々なお手伝いをしてくれてるから23人だととてもじゃないけど足りないような。

HPではボランティアの募集もひっそりと!?行われてるみたいなので興味を持たれた方は問い合わせてみると良いかも。

去年までだったら井原さんがレイソルのコーチで在籍してたから、ちょっと協力してもらってこんな感じのポスター作って募集かければ良かったのに(懐かしい!)


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